日曜 20:00〜20:55 ※内容は隔週変更
番組内容
『ガメラ』シリーズ『デス・ノート』などの人気作で海外でも非常に評価の高い映画監督・金子修介氏と、氏の監督作品(『1999年の夏休み』『百年の時計』ほか)で音楽を担当してきた作曲家・ピアニストの中村由利子が、昭和〜平成の歌謡曲について楽しいトークと選りすぐりの曲でおくる55分。
金子氏は「失われた歌謡曲」という本も書くほどの歌謡曲マニアであり、中村も大の歌謡曲ファン。
中村のピアノ演奏や、ゲストによる歌もお楽しみいただきます。懐かしい曲たちの中に新しい発見があるかもしれない!?
曲目リスト
- 「70年代アイドル歌謡Part1」
- 「70年代アイドル歌謡Part2 山口百恵特集」
- 「ジャニーズ特集」
- 「デュエット歌謡特集」
- 「グループサウンズ特集」
- 「洋楽カバー特集」ゲスト:宮島依里
- スペシャル企画「思い出の歌謡曲1」ゲスト:宮島依里
- スペシャル企画「思い出の歌謡曲2」ゲスト:宮島依里
- 「金子修介監督映画主題歌集」
- 「小室サウンド・つんくサウンド 昭和平成行ったり来たり歌謡」
- 「女子グループ歌謡」
- 「学園青春ソング特集」
- 「明るい別れ歌謡特集」
- 「みんな知らないこの歌が私は何故好きか特集」
パーソナリティ
金子修介(映画監督)
1955年6月8日 東京・渋谷区初台生まれ 小学生まで初台でマンガ・怪獣少年として育つ。中学生以降は三鷹在住、都立三鷹高校1年(71年)の時にクラスメートと8ミリ映画を制作し8ミリフェスティバル入賞、大学生まで毎年8ミリドラマを1本作り、映画監督を志す。小学校の同級生に野田秀樹、大学の映研の先輩に押井守がいる。東京学芸大学小学校教員養成課程卒業後、78年助監督として日活に入社。根岸吉太郎、森田芳光(『家族ゲーム』はチーフ助監督)などの助監督を経る。
84年『宇能鴻一郎の濡れて打つ』で監督デビュー。同年『0L百合族19才』『イヴちゃんの姫』などを監督し、横浜映画祭新人監督賞を受賞、翌85年『みんなあげちゃう♡』にて一般映画進出、日活合理化でフリーとなり、同年月曜ドラマランド『ザ・サムライ』にてテレビ進出、放送は86年、同年末スペシャルTVムービー『マイフェアレディーズ』(フジテレビ柴田恭兵主演)監督。日活に戻り『いたずらロリータ後ろからバージン』にてピンクリボン賞受賞。87年『恐怖のヤッちゃん』にて初の東映作品、『山田村ワルツ』(88)にて松竹作品を手がける。
初の独自企画『1999年の夏休み』(88)は、テルライド映画祭、ロンドン映画祭に出品、ニューヨーク美術館ニューディレクターニューフィルムに選出され、横浜映画祭監督賞を受賞。同年、『ラストキャバレー』(88)でロマンポルノは終焉を迎える。
『どっちにするの。』(89)以降、『香港パラダイス』『咬みつきたい』(90)『就職戦線異状なし』(91)『卒業旅行ニホンから来ました』(93)と東宝作品が続く。
『ネクロノミカン』(93)で初アメリカ作品。
洋画系配給『毎日が夏休み』(94 )の後、大映『ガメラ・大怪獣空中決戦』(95 )でブルーリボン監督賞を受賞、更なる評価を得る。『ガメラ2レギオン襲来』(96)『ガメラ3イリス覚醒』(99)の平成『ガメラ』3部作の合間に、東宝で『学校の怪談3』、松竹で『F』を監督。
『クロスファイア』 (00)『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』(01)『恋に唄えば』(02)の後はテレビで『スカイハイ2』(テレビ朝日)『ホーリーランド』(テレビ東京)『ウルトラマンマックス』(毎日放送)などを手がけ、『あずみ2』(05)。
『デスノート前後編』(06)は香港、韓国でも大ヒットし、アメリカでも二夜限定ながら300館で公開。ブリュッセル映画祭では観客賞を受賞。
楳図かずお原作・出演『神の左手悪魔の右手』(06)、WOWOW『結婚詐欺師』(07)、
日本テレビスペシャル『阿久悠物語』(08)、テレビ東京『ケータイ捜査官』
(以下、主演者などを添付)
満島ひかり『プライド』(09)成宮寛貴・内田有紀『ばかもの』(10)
ワタナベエンタD2荒井敦史『ポールダンシングボーイ☆ず』『メサイア』(11)
東京映画祭出品予定短編だった『Living in Japan』森星初主演『青いソラ白い雲』(12)
ミッキー・カーチス・木南晴夏『百年の時計』須賀健太・清野菜名・竹富聖花『生贄のジレンマ』
吉本R18文学賞『ジェリーフィッシュ』(13)
武田梨奈・清野菜名『少女は異世界で戦った』(14)NHK波瑠・佐野史郎『おそろし』(14)
東映/野村萬斎・宮迫博之・木村文乃『スキャナー・記憶のカケラを読む男』(16)
風間杜夫・片瀬那奈『こいのわ婚活クルージング』田野優花・石橋杏奈『リンキング・ラブ』(17)
17年 レオン・カーフェイ中国映画『シベリア風雲』を撮影し、18年6月現在、仕上げの途中。
中村由利子(作曲家・ピアニスト)
1987年のデビュー以来、幅広い層に支持され続けている作曲家・ピアニスト。
雨音や絵本などにインスピレーションを受けて作曲を始めたのは幼少期。13歳の時に横浜市の作曲コンクールに入賞。フェリス女学院短期大学音楽科・ピアノ科を卒業後、数々の音楽活動を経て、自作曲を集めたアルバム「風の鏡」でデビュー。多くのショップでベストセラーを記録した。以来ニューエイジミュージックの代表的なメロディーメーカーとして人気を博し、サントラやユニットを合わせ40枚を超えるアルバムを国内外でリリース。
「風景が見えるようなピアノ」と評され、映画監督や画家など各界クリエイターからの支持も厚い。ドラマ&映画(金子修介監督/「1999年の夏休み」「百年の時計」「こいのわ」NHK-BSプレミアムドラマ「おそろし」など)、アニメ(宮崎駿監督/三鷹の森ジブリ美術館オリジナル短編アニメーション「星をかった日」)、写真家・秋山庄太郎氏、前田真三氏の映像作品、TOKYO-FM「ジェットストリーム」のテーマ曲など様々なメディアにも楽曲を提供し、これまでに約2000曲を作曲。また日本人で初めて韓国ドラマへ楽曲を提供、アルバムリリースのほか韓国各地で公演も数多く行う。
2012年からUSENのオフィス向けのチャンネル「Concentration〜働く人の集中力アップ」への楽曲提供がスタート。2015年には、陸前高田の修復された被災オルガンを東京国立博物館で演奏。そのCDを作詞家・松井五郎氏との共同プロデュースでリリースし、被災文化財保護の活動にも携わる。その他にも、絵本作家・ターシャ・テューダーの生誕100年を記念したアルバム制作、世界最高解像度のオーロラ映像の音楽担当、アートのコラボ、ギャラリーや美術館でのライブ、紺野美沙子との朗読公演、白鳥英美子とのジョイントコンサートなど、ジャンルを超えた様々なコラボレーション企画も好評を博す。
2018年にはブラジルの鑑賞団体SESCの招聘によりサンパウロとヘジストロで公演。同年、岩井俊二監督初の中国映画「チィファの手紙」で演奏を担当。
コンサートでは、お客様から頂くお題で即興演奏をするコーナー「イメージリクエスト」も人気が高く、瞬時にピアノで表現する様が驚きと感動を生んでいる。そのメロディーセンスと心に響く透明なピアノタッチで活動の幅を広げ、多くのファンの心をつかんでいる。
>>中村由利子オフィシャルホームページ
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